富士山噴火

2022/12/06

富士山は記録によると大昔から何回も噴火していますが、特に延暦19(800)年、貞観6(864)年、宝永4(1707)年の噴火が有名です。

火を噴く神のお山として尊崇され信仰の対象となり、平安時代の中頃から登拝する人々が増えていきました。江戸時代には「富士講」が結成されるに至り、一層盛んになりました。富士山は信仰のお山として人々に尊崇され、その雄姿は神として崇められたのです。

甲斐の国の武将、武田信玄の父である信虎が大永2(1522)年に富士山へ参拝したことの記録が『勝山記』にのっています。それによるとすでにこの頃は「富士への道者参ること限りなし」とあるので、登拝する人が大勢いたことが分かります。

信玄の時代は関所を通過する際に、通行税を支払うことになっていたようです。今でいう高速道路の通行料金みたいですが、富士登山であることがはっきりしていると割引してもらえたようです。

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